全てのトロフィーを獲得した
全てのBGMを聴いた
全てのCGを見た
だってさあ、ステージで楽器を演奏するって、世界で一番楽しいんだよ
ああ、もう一度ライブがしてえな……
先生、何も卑屈になる必要はないよ。先生は立派なミュージシャンなんだから
僕らはスター・レコード所属バンドとして正式に活動を開始した
僕はそこでとても素晴らしい人達と出会い、素晴らしい経験をし、そして自分が何をしたらいいのかを悟った
最後のフレーズを弾ききったとき、ギターの上にぽたぽたと液体が落ちた。それは僕の顔からしたたっている
うちらさー、このままただ卒業しちゃったらつまんないじゃん。みんなのでっかい思い出作ろうよ
その先には何もないどころか、破滅があるのかもしれないのだ
何一つ、残しやしない
馨の活動は応援したいと思っている。だがおれにはこの曲の良さがわからないんだ
『Dr.Flower』の三年半にわたる活動が終わった
大丈夫。きみを支える人はこれからも沢山現れる。才能があるっていうのはそういうことなんだ
三日月を引き留めるべきか、それともやらせるべきか。どっちが正しいのか
――さて、楽しいロックの時間のはじまりだ
一夜限りの特別なライブは、今はじまったばかりだ
どんな風に声を出せば、どうすれば歌えるのか、全然わかんなくなっちゃったんです
もしかして、これが、僕が追い求めていた『変化』なのではないだろうか? これが、僕らの運命を変えるきっかけなんじゃないだろうか?
僕はいなくならない。……だから、三日月もいなくならないでほしいな
合格だ。これからもよろしく
僕はただ、無我夢中で弾くだけだ
よしっ、じゃあ、行くぞ『Dr.Flower』!
対馬、おれ決めたぜ。今日からここに住む。よろしくな! 相棒!
この時はじめて僕は、自分が『プテラノドン』の一員になれたような気がした
花井さん、全部やりかけのままじゃないか
騙された気分はどうだい