About
ある夏の放課後、主人公の『僕』は道の真ん中で立ちつくしていた。
先生の言っていたことがどうも気になるのだ。
「皆さんいいですか? 帰り道は危険がいっぱいです」
「無事に帰れるまで、絶対に振り返ってはいけません」
「何があってもまっすぐ進むこと。忘れないでくださいね」
――どうして振り返っちゃいけないんだろう?
――何かよくないことでも起こるのかな?
あとからやって来た友だちに急かされ、僕は歩き出す。
……ふと、うしろから声が聞こえたような気がした。
ゲーム概要
○タイトル 孵道
○ジャンル アンリアルホラーアドベンチャー
○プレイ時間 1周/約20分
全END回収/約1~2時間
○ゲームオーバー あり
○エンディング分岐 あり
○対象年齢 15歳以上推奨
サウンド
一部のサウンドにダミーヘッドマイク『KU100』による立体音響を採用しています。
ヘッドホンまたはイヤホンを付けてお楽しみください。
エンディング分岐
ゲームのクリアと各地点のゲームオーバーで、全10種類のエンディングシーンがあります。
すべてのエンドを回収するとおまけページが解放されます。
おまけページではイラストの原画、撮影写真、
立ち上げ当初の企画書、フローチャート、キャラクターの仕様書が閲覧できます。
ゲームシステム
主人公が振り返るか否か、前に進むか否かは
QTE(クイックタイムイベント)で判定されます。
画面上に現れるボタンを、制限時間内に全てクリックしてください。
成功すれば何も起こらず、先に進みます。
失敗すれば何かが起こり、ゲームオーバーとなります。
ご注意
この物語はフィクションです。
実在する人物・地域・事象・事件等とは一切関係ありません。
特定の思想・信条を肯定する目的はありません。
本作には残虐的な描写や恐怖を与える演出・ジャンプスケア、アンリアルな要素が含まれています。
ゲームのプレイ、閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、作者および関係者一同は一切の責任を負いません。
操作方法について
○キーボード
・Enter/Space … メッセージ送り/決定
・F5 … フルスクリーン ON/OFF
○マウス
・左クリック … メッセージ送り/決定
・右クリック … メニューを開く/閉じる
※マウスでの操作が必須となります。
※コントローラーでの操作およびSteam Deckからのプレイは非対応です。
ゲーム実況/配信について
公式サイトにガイドラインがございます。
ご利用の際は必ずご一読ください。
原則的に閲覧に金銭が発生するものは禁止としております。
規約は予告なく変更となる場合があります。
なお、全END回収特典のおまけページは実況/配信/公開を禁止しています。
開発者より
皆さまこんにちは、本ゲーム開発者の笹森簀児です。
今作は夏にぴったりな短編ホラーゲームです。
グラフィックはモノクロ漫画、フォントはレトロな小説を意識してデザインしました。
前作で少しだけ登場した立体音響を、今作ではたっぷり活用しています。
ぜひイヤホンまたはヘッドホンを付けてプレイしてください。
今作のストーリーですが、どの過去作よりも多くを語らず、物語という物語がありません。
どのエンディングも、決してスッキリとした味わいのものではありませんので、ご注意くださいね。
ゲームシステムもちょっと特殊で、
一度も振り返らずに進み続ければ、よほどのことは起こらないようになっています。
少し立ち止まって休憩しても、大丈夫。
ゲームクリア後、「もしあそこで振り返っていたらどうなっていたか」と気になった方は、ぜひ周回プレイしてください。
今作のエンド分岐はゲームオーバー9種+ゲームクリアの10種類ですので、
色んな地点で振り返っていただければ、自然とエンディング回収ができると思います。
制作(敬称略)
○シナリオ/演出/スクリプト
笹森簀児
○イラスト
白米
○一部背景
MOUSA
○一部背景撮影
友人
○声の出演
・システム音声/主人公/先生/女の子/女の人
玄瀬あすみ
・謎の男
安田廉平
・少年たち
玄瀬あすみ(冒頭の少年/頭を掴む少年/だるま/ジャンプスケア)
月舞海玖(旗揚げ他)
いけどゆき(かごめ1番他)
繭玉ザクロ(かごめ2番他)
どれいしょう(かごめ3番他)
枢爻ルヰス(かごめ4番他)
加々流がろら
・お婆さん
月舞海玖
○挿入歌
乃花こより
○企画・開発
法螺会